理数系教育コース

コースの特色

数学 広い視野と優れた能力を持った、実力ある数学教員を養成する

 中学校?高等学校において「数学」を教えるための基礎となる、数学(代数学?幾何学?解析学など)及び数学教育の専門科目を学ぶことによって、高い資質と確かな指導力を備えた数学教員を養成します。

理科 自然科学についての専門的な知識と、確かな指導力を持つ理科教員を養成する

 理科の教育内容の柱である物理?化学?生物?地学の4分野を網羅して自然科学について広くかつ深く理解しながら、理科の指導法や教材作成などを実践的に学ぶことを通して、中学校?高等学校の教員として確かな指導力を持つ理科教員を養成します。

[主な専門科目]
【数学】
中等数学科内容構成基礎論?■数学科内容基礎講義(代数学、幾何学、解析学)?■数学科内容講義(代数学、幾何学、解析学、確率論?統計学、コンピュータ)?■数学科内容演習(代数学系、幾何学系、解析学系)?■中等数学科教育法
【理科】
中等理科内容構成基礎論?■理科内容基礎講義(物理学、化学、生物学、地学)?理科内容基礎実験(物理学、化学、生物学、地学)?■理科内容応用講義(物理学、化学、生物学、地学)?■理科内容基礎演習(物理学、化学、生物学、地学)?■中等理科教育法

教育体系

【数学】

 1年次には「中等数学科内容構成基礎論」を通じて、数学科の各分野の概要を把握しつつ、数学の基礎となる集合と写像、微分積分、線形代数を学びます。
 2年次からは、代数、幾何、解析、確率論?統計学、コンピュータ、数学教育の専門科目の講義や演習を履修します。
 3?4年次には教育実習を通じ教員としての実践力を高める一方で、4年次においては「応用演習」を通じ、4年間の集大成となる卒業研究を行います。

【理科】

 1年次には「中等理科内容構成基礎論」を通じて、理科の各分野の概要を把握しつつ、物理学、化学、生物学、地学各分野の基礎を学びます。
 2年次からは基礎講義に加えて各分野の実験や理科教育法の講義を履修します。
 3年次からは各分野の応用講義や演習などを通じて理科の教科内容や指導法の専門性を深めつつ、教育実習により教員としての実践力を高めるとともに、4年次では集大成となる卒業研究を行います。

取得免許?資格

[卒業要件を満たせば取得できる免許状]
【数学】 ■中学校1種(数学) ■高等学校1種(数学)
【理科】 ■中学校1種(理科) ■高等学校1種(理科)
[卒業要件を満たし、さらに所定の単位を修得すれば取得できる免許状※]
幼稚園1種(2種)
小学校1種(2種)
中学校(他教科)1種(2種)
高等学校(他教科)1種
特別支援学校1種(2種)

修得しなければならない単位数は、所属するコースや取得を希望する免許状の教科によって異なります。また、希望する免許状の種類によっては時間割の都合などで取得できない場合があります。